年別アーカイブ: 2017年

六角穴付きボルト 追加受注!

前回、納入させて頂いた 六角穴付きボルトを追加受注頂きました。

SW・平Wを組み込むため M4の平ワッシャーにM5のタップを通しますが

バリが発生する為に転造タップでバリの抑制を試みます。

また六角穴付きも切削ではなく、専用工具での製作するようにと…。

ナベヤ ポリアンゴラーという角穴加工ツールを使用する事が条件となってきました。

http://www.nabeya.co.jp/search.php?action=Detail&Key=9929

メーカーに問い合わせた所、「小ロット向けの為、月産/200setには不向きです」という回答でした。

ツールの初期投資に 30万以上! また専用刃物はハイスのみで2万5千円!

専用刃物と言っても刃が付いている訳ではなく

ツール先端が動いて六角形状の物を回転させながら振動で押し広げていくツールのようです。

刃物ばかりでなくツール自体も摩耗するようです。

何よりもマシニング・NC旋盤にしてもダメージが大きいと思います。

小さな衝突の連続を繰り返すようなものです。

マシニングでは、スピンドルに大きな影響が生じそうなので

芯ヅレもしていた古いNC旋盤で加工できないか?

機械の芯だし調整をしてみました。

刃物台はM10ボルト8本とφ10程のテーパーピン2本で止まっているのみ

全てをボルトを緩めて ハンマーで叩くと動きます。

角穴加工専用ツールで小さな衝撃を連続させると思うと…。とても対応できない事に気付かされます。

お客様には、角穴専用ツールでの月産/500set以上には、対応できない旨をお伝えしました。

それでも諦めた訳では有りません。

ネジ切削加工後にプレスにて六角穴付きでネジ公差に影響が出ないかテスト加工の依頼を準備中です。

うまくいくと良いのですが…。 それでもお陰さまでNC旋盤の芯だし調整ができました!

特殊六角穴付きボルト 総削り出し M5 M8 SUS316

特殊六角穴付きボルトの棒材からの総削り出し製品です。

ネジゲージ JIS2級の止まりが通り

JIS1級の止まりが2回転半以下で仕上げます。

六角穴付きもマシニングにて削り出し

最終的にはエンドミルφ1で鋭角部を刃物R分逃がして加工致しました。

 

月産/500ヶの予定。 受注できれば良いのですが…。

昨年末に新規導入マシニングさせて頂きましたが 早速フル稼働の可能性が…。

DMG森精機 ミルタップ 入れてて良かった!

 

本日より通常営業がスタート!

あけましておめでとうございます

本年も宜しくお願い致します。

本日より通常営業をスタートしました。

といっても昨日より機械メンテナンスも兼ねて段取りと暖機運転等の作業を致しました。

気温も低く 切削油の粘度が濃かったせいも有り ポンプに目詰まりを発見。

切削油の目詰まりが有り配管の掃除などで結局1日丸々掛かりましたが

本日より不具合無く、万全の体制でフル稼働できました。