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BMW フロント補強 設計・試作

BMW Z4 フロント補強ブレースを 実車から寸法取りして、設計・試作してみました。

       

純正のアルミパイプの間に補強。  寸法取りをして設計。

5つのパーツで純正パーツにクランプする事で、純正部品は無加工で設計致しました。 材質はA2017(ジュラルミン)で製作。

純正パーツのアルミのパイプは、両端をプレスで潰しているため楕円形状の為、クランプで締付ける形にしました。

ロゴは、切削で彫り込み 色を入れて磨いてみました。 クランプ部品は、青棒で磨いてからクリアー塗装してみました。 丸棒のバーは、塗装無しです。

組立。ステンレスのボルトで固定。

 

 組付け完了。

ボンネットとの干渉に注意して、何度も確認して完了。

 

エンドミル研磨してみる

超硬エンドミルφ12の4枚刃を研磨します。他にも2枚刃・3枚刃・6枚刃の研磨が出来ます。 翻訳した説明書を読みながら作業します。

使用するエンドミル研磨機
4つの穴を利用して、エンドミルを治具に固定して順番に研磨します。

超硬エンドミル φ12 4枚刃を研磨していきます。

刃物の全長と向きを治具に固定します。 

全長と1°の刃を同時に研磨
2番の逃げを研磨
4枚刃なので十字に逃がしを研磨

研磨後のエンドミル

刃の向きの調整が甘かったようですが、しっかり刃が付いています。

エンドミル先端角はさらに追い込んで研磨すれば可能です。

エンドミルの向きを治具に位置出ししますが、最初の全長と1番の研磨をした時の刃の向きが重要です。これを見込んで治具の位置出しが必要のようです。

オイルスキマー

アリババで購入した、オイルスキマーが到着しました。

200V標準仕様です。

エンドミル研磨機は、100V仕様にメーカーに依頼しまたが、今回は赤丸内にある200V~100Vの双方向の変圧器を別途購入しての使用を試みます。      商品到着後に動作確認済み。

軽量・コンパクトで安い。 取扱説明書は英語と中国語。表示は中国語です。

PDF版の取扱説明書をメーカーに依頼して、Google翻訳で日本語にの取扱説明書を作成しました。

購入から到着までの交渉は、英語か中国語です。他国言語が出来る訳がない私は全てのメール・チャットでの会話は、Google翻訳で補うことが出来ました。

マシニング 2台・NC旋盤 3台の切削油に浮いている油除去を致します。

追って報告させて頂きます。

エンドミル研磨機

アリババで購入のエンドミル研磨機が届きました。

200V仕様の商品を弊社希望で100Vにカスタマイズしてもらい購入。Google翻訳で変換しながらの会話でしたので苦労致しましたが、無事に希望商品がDHLで届きました。税関で消費税・手数料が追加され着払いのような形での支払いが必要でした。 発注3/20 発送4/7(カスタマイズの為) 弊社着4/15でした。

取扱説明書が中国語・英語のみでしたので、今回もGoogle翻訳で翻訳作業中です。実際に運用できましたら改めて紹介いたします。

φ2からφ20までの仕様です。

オイルスキマー(切削油の表面に浮いた油除去)も発注中です。

マシニングのエアー漏れ

マシニング機械内でツールアップダウンのシリンダー供給のエアーホースが劣化し割けてしまった箇所を交換しました。 エアーホースがφ8×内径φ5のホース用のカシメタイプの継手を使用していて、弊社在庫のメガタッチチューブ(φ8×内径φ6)には使用不可の為、ワンタッチ継手の仕様変更としました。

エアー漏れの修理は完了いたしましたが、ホースの劣化が激しいのか翌日の再発してしまった為、エアーホースを大胆に長めにして、曲がり等の負担の少ない直線部分での接続方法に変更・交換いたしました。

修理箇所は、ツール交換時のツールのアップ・ダウンのシリンダー部でした。アップダウンがこれまでとはスピードが速くなったような気がしましたので、メーカーサポートに連絡して助言を求める事にしました。

ツールダウンのスピードが速いとツールチェンジの際にツールを落としかねないとの事なので、スピードコントロールを設けて対策しました。

コロナウィルスの影響で何かと自粛ムードの中で受注も減ってきましたので、弊社では普段では中々行えない事に時間を設けたいと思います。

仕事減は避けられない期間をメンテナンス重点期間として活動をします。 これからは、ドリル研磨・エンドミル研磨機購入(発注・購入済み)オイルスキマー購入(発注済み)など進めていきながら、弊社のメンテナンスを紹介させて頂きたいと思います。