ロックナットのソケットの製作です。

製作依頼を受け図面上では、S45Cの焼入れで硬さHRC37～46で仕上げるようにと有りましたが、納期が無く焼入れ作業をしていると間に合わない為、材料変更の提案をさせて頂き、承認を受けて硬さを維持したNAK80（HRC37～40）で製作しました。

相手がアルミのナットは鋳造品ですでにロック形状が鋳造の時点で仕上がっている為、ソケットを製作する上で３Dモデルを提供して頂きましたが、かなり追い込んだ形状になってしまいました。

下画像のようにラチェットを使用できるようになっています。

連休明けの加工で　8個中1ヶ間違えてしまいました。　少し連休の休みボケです。

材料は、週明け月曜の9日になってしまいます。1日余裕をもっての営業開始で納期には間に合い助かりました。

NC旋盤とマシニングにて焼入れ前の部品加工です。

去年に新規導入した　QT200Mミル付 NC旋盤1台で加工は可能ですが、刃物の脱着などの都合により、NC旋盤とマシニングの2台で加工しました。

片側232ヵ所の穴あけ加工、両面で464ヵ所にもなります。穴径φ1.2・φ2・φ3で深さ30mmですから裏表の両方から穴加工しました。　ワイヤーカット前の穴加工です。

本来の図面上は溶接構造ですが、SS400　φ230から削り出しで承認を頂き製作しました。

あるハイブリットカーの試作部品です。これより精密研磨にて仕上げて頂きます。

毎分30万回転を想定しているようで驚きです。研磨後はバランス取りも致します。

いつもお世話になっている(株)アイシーエス様からの機械加工の依頼です。

増速スピンドルから異音がしてきました。ギヤ式の5倍速で30000回転までの仕様で20000回転まで位しか使用していませんが使い始めてから4年半ぐらいが経ちました。　ツールチェンジが出来るのでこの製品を重宝しています。これまで2回購入していますが前回も4年位のサイクルで使用不可能になった覚えが有ります。寿命なのかもしれませんが、　　　　只今量産品の刻印の切削に使用中なのでもうちょっと頑張ってもらいたい所です。

旋盤用の樹脂製の生爪の製作依頼です。

　形状を切削して　4つに割って加工します。

完成です。　　

ALの曲面加工です。NC旋盤にて座標点を156カ所入力し点と点を結び加工・仕上げました。座標値の入力ミスを防ぐためプログラムを2つ作り、実際の製品寸法の手前で2つのプログラムで加工し動作確認と入力間違えの確認をしてから製品完成となります。

最後は旋盤で製品を回転させてキッチンペーパーでピカールをつけ磨くとピッカピカに。   傷付かないようにすぐに箱に入れ梱包し封印です。